ゆるアーツジャーナル

ジャズ/アーツマネジメント/日々感じることを綴っています。

アメリカで一人メシ、夏の暑さに負けない

基本的にYouTubeを見るときは、もちろん音楽関連を見るのですが他にハマっているものがあります。

 

それは、料理動画。

この一年くらい、割合でいうと50%は料理動画を見ているような気がします。
食べ物って直接口に入るものだし、毎日好きなものを食べたい。

 

日本人として買っておきたいもの

アメリカにもアジア系スーパーマーケットはあるのですが、車が無いと行けないため運よく友達に乗せて行ってもらえる時しか行けません。それに割高なので、買うときに「うーん。。」と悩んでしまいます。

そんな中でもよく買うのは

  • 白米
  • 醤油
  • 味噌
  • めんつゆ
  • キムチ
  • コチュジャン
  • 魚醤

これらをストックしておけば、大抵の好きなものは作れるので買っています。

今回は食事の写真をアップしようと思っていたのですが、インスタ映えするような写真は撮れないし、うっかり食べ終えてしまったっていうこともしばしばあったので、撮りためておいた写真のみ公開します。

 

朝ご飯

まず、朝。基本的にパンやヨーグルト、果物が多いです。

この日は、ベーグルにクリームチーズとアプリコットジャムを塗ったもの。

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メイン料理

ここからは、昼/夜の料理です。

(いつ食べたか思い出せないので、まとめてドドーンと。)

 

レッドカレー

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チキンティッカマサラ

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シュリンプのスパゲティ

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チジミ、と韓国系のもの

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シンガポールライスのようなもの

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おまけ、、おやつにシナモンロール

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きっと、これを見た方は「アメリカに居るのにアメリカっぽさが全くない」と思われたでしょう。

もともとタイ料理とかベトナム系の料理が大好きなのですが、暑さに負けないための料理といったら辛いものかなと思って、こういう結果となりました笑

 

生活感あふれる記事となってしまいましたが、これが普段私の食べているものです。。

 

 

7月のふりかえり

7月の前半はとても暑い日が続きましたが、後半は雨が多かったからか比較的過ごしやすくなりました。

 

キンニクを鍛えたい

私は高校を卒業してからというもの、周りから「運動できなさそう」というイメージを持たれることが多くなりました。なんでだろう‥と考えてみても理由は分かりませんが、きっと不器用なのとボーっとしていることが多いが原因でしょう。
長い間バレエもやっていたし、体育の授業は大好きだったし、アンカーを任されるくらいには走りも得意だったとは思うのですが、どうも最近人から持たれるイメージが「にぶい」とか「ゆるい」なのです。

そんなイメージを打破するためにも今月は、大学のころからハマっているランニングや体を鍛える時間を増やしてみました。キンニクの付いた綺麗な体を目指し、「にぶそう」と言われないようになりたいものです。

ジャズの今昔

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悲しいことに日本から持ってきている日本語の本はすべて読み終えてしまい、読み返す段階になってしまったので、日本から海外発送で買おうかと悩んでおります。

ジャズを色んな角度で発信したい、という思いがあるのでジャズについての知識をこれからもどんどん学んでいきたいと思っています。日本語でジャズの歴史などが詳しく書かれている本は数が限られているので日本のジャズの評論家の方などは、どのように勉強したのかが気になります。

 

 次のブログ記事

 

ブログを見てくださっている方に、アメリカでどんなものを食べているのか見てみたいと連絡をいただいたので、次のブログは私の食事事情について書きたいな~と思っています。

他の方も、見てみたいものや気になることがあればぜひご連絡ください☆

【スミソニアン特集④】博物館の楽器倉庫は宝の山?!

 

スミソニアン特集①アーツマネジメントの世界で働くプロたち

スミソニアン特集②どんな仕事をしてるの?

スミソニアン特集③どんな展示物が見られるの?

スミソニアン特集④博物館の楽器倉庫は宝の山?!

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 美術館や博物館の倉庫って覗くことって、普段はないですよね。
先日、仕事を抜け出して楽器倉庫に潜入させてもらったのでその時のことをお話したいと思います。

(写真は、ウェブ上で公開中なので見放題です!)

 

①ディジーガレスピーのBbトランペット(1972年)

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この、ベルが上を向いたトランペット。見覚えのある方も多いのではないでしょうか?1940年代にトランペットとスキャットで活躍していたガレスピー。ほっぺたを膨らませながら吹く姿がとても印象的な彼は、アフロキューバンのリズムを取り入れながらビバップの時代に影響を与えた人物。
1986年に寄付されたこの楽器は、ガレスピーが10年間実際に吹いていたカスタムのSilver Flair というもの。現在は一般公開されておらず、またエキシビジョンのある時に展示予定です。

 

②ジョンコルトレーンのテナーサックス(1965年)

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ジョンコルトレーンという名前を聞いたことがある方も多いでしょう。彼の息子で同じくテナーサックス奏者のラビコルトレーンから寄付された3つのテナーサックスのうちの一つ。近くで見るだけで鳥肌が立ってしまいました。

2014年にスミソニアンで、コルトレーンの”A Love Supreme”というアルバムがリリースされてから50年の記念コンサートを行ったのですが、実は私の恩師がこの楽器を実際に使って演奏をしたのです。あの時の不思議な空気は忘れられません。

 

③マイルスデイビスの衣装(1991年)

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カラフルなジャケットは、マイルスデイビスが1991年にスイスで行われたモントルージャズフェスティバルでクインシージョーンズと共演した時に着ていたもの。マイルスはデビューした1940年代には普通のスーツを着ていました。しかし、彼の音楽がどんどん発展しエレクトリックな演奏を始めた1968年以降はその音楽に相応しい主張の強い衣装を着るようになっていきました。楽器以外にも歴史の流れを象徴している大切な資料を守るのが博物館の役割です。

 

④イングリッシュギター(1760-1780)

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ジャズ以外の楽器でも、バンジョーやギターバイオリン、ピアノなど様々な楽器が保管されています。なぜ、アメリカの歴史博物館にイングリッシュギターが置いてあるのでしょう?理由は、アメリカが移民の国だから。他の国から楽器が運ばれて来なければ、いまのアメリカの楽器は存在しません。他にも、世間ではほとんど使われなかった発展途中の楽器などもあります。アメリカという国を代表する博物館だからこそ、今の我々の世代までにどんなストーリーがあったのかを記録し、後世に伝えていくという大切な役目があります。

博物館内には常に数多くの展示品がありますが、裏の倉庫にはそれ以上に信じられない数の宝が保存されているのです。

すべての楽器に歴史が刻まれている。なんて素敵なことでしょうか°˖✧

6月のまとめ

なんとアップしたつもりだった6月のまとめが、残っていたらしい、、。

 

6月は雨が多く気持ちがどんよりする時もありましたが、出会いの場がたくさんあったので多くの刺激を受けることができました。
休日は、「自然に囲まれながら練習する」という贅沢な日々を送っています☆彡

 

アーツマネジメント

イベントの運営に関わることが多く、「ボランティア」の人たちと仕事をすることが増えました。日本でも、二年後のオリンピックに向けてボランティアを募集していますが、「ブラック」や「タダ働き」など批判的な声があるようです。
NPOの運営で欠かせないのはもちろんボランティア助けですが、だからこそ「このコミュニティーのためにお手伝いしたい」「この団体のイベントに関わることが出来たら面白そう」と思ってもらえるような働きかけが重要になってきます。
スミソニアンの例だと、美術館や博物館には常にボランティアのツアーガイドさんが居ます。それも知識が豊富で、訪問者に楽しんでもらいたいという気持ちが伝わってきます。ボランティアの人にはどんなベネフィットがあるのか調べてみました。

  • カフェやミュージアムショップで20% 割引
  • メンバーシップ割引
  • IMAXやプラネタリウムの無料券
  • 博物館など専門知識の無料レクチャー
  • スミソニアンの図書館、資料への無料アクセス

全ては載せていませんが、こんな特典があるようです。博物館好きの人なら、自分の知識をシェアできてキュレーターの人と話す機会や専門的なレクチャーを受けられるのはとても魅力的なことでしょう。

私が関わるイベントでも、3時間/5時間などボランティアする時間は選べるし、必ず食事や何かしらの特典を用意しています。「ボランティア」=自分の意志で、それぞれが責任をもってやる活動だと思っています。なので、参加する度合いを決めるのもボランティア自身だし、責任持ってボランティアしてもらうためにも最低限の環境を用意するのは主宰側の仕事です。

オリンピックも、成功させるためにより多くの人が関われて面白いイベントになれば良いのにな、と感じます。

 

食べ物

ワシントンDCのお隣にあるのがメリーランド州。ブルークラブというカニが有名。アメリカで海鮮を食べることはあまりないのですが、初めて行ってみることにしました。

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大きなハンマーと共に運ばれてきたカニ。殻を叩きながら中身を食べます。
味付けは、スパイシーでとってもおいしかった。

DCでも港へ行けば新鮮なカニやオイスターが食べられるのでお勧めです。

 

学校は8月までお休みですが学ぶことも多く、時間を有効に楽しみたいと思います🌷

 

 

自然に寄り添いたい

日本も暑いと聞きましたが、アメリカバージニア州も日中はカンカン照りで
毎日温度計を見つめながら、涼しくならないかな~とつぶやく日々です。笑

アメリカで生活していて、驚いたことは
①多くの人が、クーラー+扇風機で部屋をキンキンに冷やして毛布にくるまって寝る
②学校やその他施設の温度が異様に低い
③氷が沢山入った巨大なアイスコーヒーを欠かさずに飲む

体の作りも違うので暑いと感じる温度が違うのでしょうが、「寝るときはクーラーはつけっぱなしにしない」「扇風機の風は体に当てない」という家で育った私は夏でも厚手のカーディガンと長ズボンで生活をしています。。

 

クーラーやプラスチック、排気ガスなどの自然への影響は周知の事実ですが、人間がコントロールできない災害も含め、大自然の猛威を目のあたりにするニュースが多いです。

私も買い物へ行くときは、エコバッグを使ったりマイボトルを持ち歩いたりしていますが、他にも何かできることはないかと考えています。
コレ↓は職場にある、ボトル専用の給水機。右上にある緑色の画面をみると、「ペットボトル〇〇本分の消費を抑えています」と表示されています。

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先月、カナダで行われたG7サミットでは日本とアメリカが「海洋プラスチック憲章」に署名しなかったという報道がありました。海洋プラスチックの汚染問題は、海に浮遊している人工物が分解されずに残っており、生物の命を奪っているという問題。このままでは、2050年には魚の数よりプラスチックの数のほうが多くなってしまうそう。

日本がこう決断したのは、「この方針が目指している方向性には賛成だが、あらゆるプラスチックの使用削減するのは、市民の生活や産業への影響を考慮しなくてはならないので検討したい」という考えからで、今回は署名をしなかったそう。

でも日本はプラスチック商品を使っている国の上位に入っているし、美味しい魚を食べている。その魚に危害を加えているのは私たちで、そのうち絶対に人間に影響を及ぼすはずです。

 

私も人間中心の暮らしの中でクーラーやプラスチックを使っていますが、水道や電気の使い方・生ごみのコンポストなど身の周りでできることを徹底したいなと思います★

 

アメリカの独立記念日 【2018年】

7月4日の昨日は、アメリカの独立記念日でした。

アメリカでは、野外ライブやピクニック、夜の花火などで派手にお祝いをします。
今年は、ワシントンDC内のとある建物の最上階で花火が見れる席に招待して頂いたので楽しみにしていました。しかし、向かう途中体調が悪くなってしまったので泣く泣く家へ引き返すことに。室内と外の温度差にやられてしまったようです。。

 

もし行っていれば、こんな風景が見れたようです。残念、、

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仕方がないので、家のテレビで生放送のライブを見ることにしました。
軍のバンドや有名ミュージシャンなどが次々に演奏をしていて、日本人の私としては大晦日に紅白をみている気分です笑

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毎年、家族や友人などと集まって盛大にお祝いをするこのイベントですが、今年は少し違う雰囲気のような気がしました。

その理由として挙げられるのが、不法移民親子の引き渡しについてです。4日のお昼ごろ、女性がニューヨークにある自由の女神の台座へよじ登って4時間にわたって居座っていた様子が中継されました。その女性は、トランプ政権によって引き離された親子が再会できるまで降りないと主張していたようです。

そのあと女性は不法侵入により逮捕されてしまったようですが、この問題についてはフェイスブックやツイッターなどで多くの人の間で話題になっています。

 

せっかくのお祝いの日なのに、事件や問題が起こるのは悲しいことだなと思いました。でも、DCにあるナショナルモールの花火は想像していたよりもキレイで、食事と共に楽しむことができました。

 

 

チョコレートの箱の中には。。

フォレストガンプ(邦題:一期一会)という映画が大好きです。(トムハンクスが好き)先日、見たのが5回目でした。好きなシーンはたくさんあるのですが、なかでも主人公がベンチに座って名言を言うところが特に良い。

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「ママがよく言ってたけど、人生はチョコレートの箱のようなものだよ。開けて食べてみるまで何が入っているかわからない。」

個人的には、お中元でもらったりするアソートチョコレートが頭の中に浮かんできます。たしかに、どんな形、味、大きさが入っているかは開けてみないとわからない。一つずつ食べてみて、「あぁ、おいしい。」とか「これは、あんまり。」とか言いながら。

人生もそんなようなもので、楽しいこと・辛いことをひとつずつ味わいながら色々なことを感じて進んでゆくんですよね。数えきれない出会いや出来事がすべてシンクロして、いまの私の状況をつくりだしているんだな、と感じます。

 

最近、続けていることはスミソニアン博物館が所蔵しているジャズミュージシャンのインタビューを聞くこと。レジェンドと呼ばれるミュージシャンたちの生の言葉を記録したもので、録音を聞くこともできるしスクリプトをみることもできます。

americanhistory.si.edu

ジャズに関わるということは、技術的な演奏を極めるということもできますが、ジャズの資料の宝箱のような場所で働けるということはとても貴重だと思います。

(私は、良いチョコを引き当てたな~と思っています。)

 

このブログをたまたま見て、スミソニアンのウェブサイトには素敵なツールが沢山あるということを知っているひとが増えたら嬉しいです。そして、こういう情報をもっと日本の人へ伝えたいです。

 

英語の勉強にも、ジャズの歴史の勉強にもなることまちがいなしです★(いつか日本語で情報提供をできるようになりたいです。。)