ゆるアーツジャーナル

アメリカ生活5年目。アーツマネジメント/ジャズ/日常生活について書いています♪

【スミソニアン特集②】仕事の様子は?

スミソニアン特集①アーツマネジメントの世界で働くプロたち

スミソニアン特集②どんな仕事をしてるの?

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一つ前の記事で「アーツマネジメントの世界で働いている人」について書きましたが、今回は一つの例としてワシントンDCのスミソニアン博物館での仕事内容について書いてみたいと思います。

 (博物館には沢山の役割を持った人がいて一回では説明しきれないため、私の働くオフィスに絞ることにしました。なお、細かい企画の情報などについては載せられないため、博物館にはこういう人たちが居るんだな~くらいで見てもらえると嬉しいです。)

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こちらは、私が働いているアメリカ歴史博物館。
入場は無料で、平日でも沢山の観覧者が訪れます。アメリカの歴史や文化をより分かりやすく理解してもらうために、展示はもちろん最新技術を使った映像や体験スペースもあります。(展示品についても記事を書く予定です。お楽しみに)


私の働くオフィスはなにするところ?

私は、Audience Engagement(オーディエンスエンゲージメント)というオフィスで働いています。おおまかに言うと、①来場者/寄付者/全米のジャズ教育機関の分析情報発信イベントの企画・実施を行っています。

①来場者/寄付者/全米のジャズ教育機関の分析

なぜこの博物館が無料なのかというと、アメリカ政府やその他個人からの寄付・ミュージアムショップ・出版物からお金を得ているからです。この寄付というのが一番の助けになっていて、私たちの仕事は寄付元の管理などを行っているのです。その人たちへニュースレターを送ったり、年間チケットの更新のお知らせをしたりなど、今後も寄付をしてもらえるようにコミュニケーションを取ります。

②情報発信

今の時代、一番有効なのはインターネットです。アメリカ歴史博物館は、ホームページやツイッター、メールマガジンなどでアメリカ在住の人も観光客にも来てもらえるように発信しています。

(インスタグラムとツイッターのリンク↓)英語ですがぜひ覗いてみてください。

③イベントの企画・実施

常時展示しているものもありますが、(アメリカの国旗や大統領、歴史のことなど)ひとつのアピールとなるのはイベントやスペシャルエキシビションです。企画の際には、キュレーターやリサーチャーと共に会議を重ねて準備を行います。
アメリカ歴史博物館では、ジャズという音楽を歴史だけでなく形として残そうという取り組みをしています。その一環として、Jazz Appreciation Monthのためのイベントを企画・実施するのがAudience Engagementの役割なのです。(詳しくは、別記事にて書いています。↓)

jazzandarts.hatenablog.com

一番最近のイベントは、Leonard Bernsteinの誕生100年をお祝いするコンサートでした。↓

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お客さんにはイベントを通して、「こんな曲が演奏されていたんだ」「ジャズはこういう人が演奏していたんだ」などどんな事でも良いので知って帰ってもらいたいと思っています。過去には、博物館所蔵のジョンコルトレーン(ジャズ界の巨匠、テナーサックス奏者)の楽器を実際に使用しての演奏会などもありました。

ジャズを演奏することも好きだけど、本場のアメリカでジャズという音楽のフォームを残すための活動も素晴らしいと思っています♪

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最後にオマケ。
帰り道に見える、トランプ大統領のインターナショナルホテル。かつて、中央郵便局として使われていましたが2016年から豪華なホテルになりました。重厚感のある建物です。

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