ゆるアーツジャーナル

ジャズ/アーツマネジメント/日々感じることを綴っています。

ナショナルジャズワークショップ

先日、バージニア州にあるShenandoah University と George Mason UniversityでNational Jazz Workshopが開催されました。

 

今年はキャンプ中のカウンセラーという立場で参加し、前回よりも参加生徒たちの近くでアクティビティ企画やその他運営に携わることができたように感じます。

 

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今年のキャンプでも主にバージニア州・ワシントンDC・メリーランドの中学校や高校でジャズバンドに在籍している生徒たちが集まりましたが、他にも普段クラシックのプライベートレッスンだけを受けている子などの参加もありました。(中にはインドからの参加も!)

 

開催一日目のオーディションで所属するアンサンブルが決まり、6日間リハーサルを繰り返します。各アンサンブルには大学の教授が付き、アンサンブル内には大学生や卒業生などが入るのでみっちり教わることができます。

 

良いなと思ったのは、広い地域から色んな子が集まっているので「僕、学校で音楽理論一番得意なのに~!」とか「私はいつでもファーストのポジションなのよ!」という子でも、もっと上手な友達や先生たちに出会ってすごい刺激をもらっていたことです。

 

夜にはスチューデントセッション大会を開催しますが、そこでも普段学校のアンサンブルではアドリブをする機会がない子たちが沢山挑戦しているのを見ることができました。

 

理論・技術を学ぶクラスももちろん大切ですが、このキャンプでの一番の意義は自分のコンフォートゾーンを抜け出して色んなことにトライしたり、他のミュージシャンと出会って人とのつながりや今後へのモチベーションを得ることだと思います。

 

実際このキャンプに7年間参加しミュージシャンシップを学び、人に音楽を教えるまでになっている生徒は一人や二人ではありません。

 

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今後もこのコミュニティーをより豊かなものにするため、つながりを広げていきたいと思いました♪