ゆるアーツジャーナル

ジャズ/アーツマネジメント/日々感じることを綴っています。

非営利団体の経営

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去年の夏から、ことあるごとに参考にしている本です。

いままで、非営利団体に興味はあったけど関わることがあまりなくて

実際のところ仕組みなどは皆無に等しい状態でした。

 

先週、この本を書いたSusan Schaeferさんのレクチャーを聞く機会がありました。

チャーミングな容姿とは裏腹に、さすが頭の回転が速くてお話もすごく面白かったです。

彼女はいまJohn Hopkinsで講師をやっていて、今までの一番大きな成功談といえばあのビルゲイツのGates Millenium Scholars Programで民間の助成金を獲得するために3年かけてグラントを書き上げたことです。

 

非営利団体の経営者の多くは、地球に起きていることにすごく関心を持っているし

ミッションステートメントを掲げて、どんな新しいことができるのか

いつも模索している。

 

本から学べることは、ほんの基礎に過ぎないし、

実際の現場では役に立たたないこともあるかもしれない。

 

でも本を読んだうえで著者の体験談を聞いてみると、どんなに波乱万丈な体験でも基礎の知識がベースでその上に経験を積んでいくことが必要なんだなと感じた。

 

最後に、「たくさんの失敗や苦い思いも、時間がたてば笑い話になるものよ」と言っていたのが印象に残った。