ゆるアーツジャーナル

ジャズ/アーツマネジメント/日々感じることを綴っています。

DCのジャズシーン

先日ワシントンポストに書かれた記事で、これを見つけました。

www.washingtonpost.com

秋学期に、直接インタビューをさせてもらったり資料をかき集めて書き上げたケーススタディーにも関連することなのですが、ワシントンDCのジャズもかつての盛り上がりを取り戻しつつあるよ、というお話。

ジャズといえば「ニューヨーク!」と誰もが言いますよね。世界中のトップミュージシャンが集まり、お互いを高め合い、つねに新しい音楽を生み出している。活気があって素晴らしい場所だと思います。ニューヨークに居なくては体験できないこともあります。

でもその事実を知ったうえで思うのは、自分自身の作り出したい音楽というのはこの世界のどこにいても追求できるということ。

そして、自分のお気に入りの場所で自分の好きなことを通して、まちづくりに貢献していきたいなと思っています。

DCにも、

・Thelonious Monk Institution(有名なコンペティションを開催)

・DC Jazz Festival

・Duke Ellington School of Arts

・The Museum of American History(専属バンドやジャズの資料を所蔵)

・The Kennedy Center(Jason Moran監修のジャズプログラム)

などと学術的に盛んな面があります。 

また、Washington Women in Jazz Festivalなど、女性のプレイヤーのコミュニティーもあり、活躍する場面もよく見かけます。そして、DC内で若いミュージシャンが集ってジャムセッションをする場所や、ジャズプログラムのある高校や大学も揃っているのです。

 

だからジャズが好きで、美術館や博物館も好きで、非営利の団体で働きたいと思っている私にはなんだかとても魅力的な場所なのです。

 

この記事に出てきているHerb Scottというサックスプレイヤーや、DC周辺のジャズイベントをすべてまとめてウェブ上でアップしているCapitalBopの運営者など、他にもたくさんのミュージシャンが非営利のジャズ団体に関わっており、アーツマネジメントを勉強している私にとってDCはとても興味深く、一緒にジャズシーンを盛り上げていきたいなという気持ちでいっぱいです。