ゆるアーツジャーナル

アメリカ生活5年目。ジャズ/アーツマネジメント/日常のことを綴っています。

アメリカで秋の始まりを感じる

この数日間、朝5時頃のトレイルを軽く急ぎ足で歩いていると、涼しくて心地が良いです。でも、それと同時に秋特有の寂しさみたいなものを感じる。

 

8月だけどちょうど立秋の時期でもあり、アメリカでも日本に居るような秋の訪れを感じることができるのには感動します。(在米5年目なのに、、今までは余裕がありませんでした笑)

 

 

秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる

                          藤原 敏行

 

 

”秋の訪れはまだはっきりと目に見えているわけではないけど、夏とは違う秋の風を感じられる” というこの和歌がピッタリな朝だと思いました。

 

勉強とか仕事に気を取られていると、こういうささやかな変化を逃してしまうので、もっと肩の力を抜いて生活したいです。

 

もし緯度が全然違うところに住んでいたら、もっと違うことを感じるんだろうな~。

日本で習った中国の文化

 

英語を使って生活するようになってから、母国語の日本語はもちろん、色んな言葉に興味を持つようになりました。

 

先日、中国人の友達とお互いの国の教育について話していると、日本人は中学や高校で現代文・古文のほかに漢文も習うのに対して、中国出身である友達は漢文を習ったことが無いと言います。

かなり驚きました。

で、何を習うのかと聞くと英語が中心だとのこと。

日本で当たり前のようにやっていた習字も、必修科目ではないので習い事として塾へ行かなくてはならないらしい。

お隣の国で、文化面において影響を受けているはずなのに違うことが沢山ある。

 

中国は大学受験が大変という話を聞いたことがあったけど、クラスメイトは高校の授業が終わったら夜の10時まで学校内で補修のようなクラスを受けていたそう。

 

国によって、教育制度は全く違うということに改めて気づかされました。

でも、伝統が失われつつある状況はどこでも同じなんだな。

 

季節の認識

秋はどうしても、季節のことを考えてしまう。

世界で最初に季節の観測を始めたのは、古代中国だそう。古代のギリシャよりも先に季節の現象を分析していて、その季節の認識に影響された日本では「万葉集」や「古今和歌集」が誕生したのだから、すごい。

 

アメリカの音楽を聴いてアメリカのご飯を食べていても、時折日本の芸術文化に触れると、穏やかな気持ちになれる。やはり、私は日本人なんだなと感じる。

 

写真は、中国人クラスメートが作ってくれた中華料理。

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