ゆるアーツジャーナル

ジャズ/アーツマネジメント/日々感じることを綴っています。

アメリカでインターンをするには?

今年の1月頃から準備していた、インターンシップの出願結果が出ました。

スミソニアン アメリカ歴史博物館のジャズ部門でのインターンです!

様々なインターンシップの機会があるなかで、自分の将来を見据えてベストな会社を選ぶのはとても大切なことです。インターン中に新たな出会いがあったり、仕事のチャンスを得たり、今後の進路にも大きく影響してくると思います。そんな中で、今回は私がどのようにこのインターンをゲットしたのかを紹介したいと思います。

 

 ~応募の流れ~

①リサーチ(2~3週間)

②提出書類の準備(1ヵ月)

③面接(2~3週間)

④合否(1週間)

主にこんな感じで進んでいきます。人によりますが、おおよその期間も書いてみました。見ての通り、プロセス自体はシンプルですが提出書類を準備したり結果を待つ時間は結構長いです。では、実際に何をしなくてはいけないのかをみてみましょう。

①リサーチ
大学選びや就職活動と同じように、まず始めに会社のリサーチをします。

  • 自分はインターンをできるステータスなのか
  • 勤務地
  • 期間
  • お給料の有無
  • 仕事内容
  • 仕事や学業と両立する場合は可能かどうか
  • 仕事環境

 せっかくインターンが決まっても、条件が合わない場合は働くことができません。それを防ぐにも、なにか疑問があれば直接問い合わせるのをオススメします。特にアメリカでインターンをしたい人は、ビザや滞在期間など十分な書類が揃っていることを確認しましょう。

②提出書類の準備

  • 願書

最近では、インターネット上でデータを入力することが多いです。主に出願するポジション・個人情報・ステータスの確認をします。

  • 推薦状(2~4通)

通常、大学教授や上司などに頼みます。自分の事をよく知っている人・しっかり評価をしてくれる人を選びます。推薦者との関係・今までの評価・どうしてこのポジションに適切なのかを書いてもらいます。推薦者と会社にコネクションがある場合や、すでに会社の中に知り合いが居る場合は有利です。頼むときには失礼のないよう、締め切り日ギリギリになって焦らせることのないように注意です。私の場合は3月締め切りで、12月中には推薦状の依頼をしました。

  • 履歴書

日本の履歴書には顔写真を貼り付けますが、アメリカでは見た目や人種で判断することは禁止されているため不要です。また、日本では市販の紙に記入しますがアメリカは自分で作成してPDFで提出するのが一般的です。

  • エッセイ/カバーレター

この書類が一番大切と言っても過言ではないです。自分のストーリーを知ってもらう機会です。なにを学んで、どう思ったのか・このポジションにどんなことを期待しているか・なにを成し遂げたいのか、自分の言葉で語ります。(私の場合は「いまあなたのエッセイを読んで即電話をしたわ!」と言ってもらいました。

③面接

会社によりますが、電話の場合と直接会って面接する場合があります。私が聞かれたのは、どんな勉強や仕事をしてきたのか(既にエッセイに書いていますが、詳しく説明)・仕事スタイル・達成したいこと・どう貢献できるのかの4つです。それに加えて、電話をもらった時点でほぼ確定だったため仕事内容や頻度の確認をしました。

④合否
面接が終わってしまえば、結果が分かるまで平均して1週間ほどです。

私のアドバイザーによると、だいたい3~5つの会社に願書を送ることが多いようです。私は良い例とは言えませんが、第一希望のインターンをやりたいという気持ちがとても強かったため1つしか応募しませんでした。笑 周りの教授たちは「大丈夫だよ!」と言ってくれながらも、内心ヒヤヒヤしていたと思います。。(;^ω^)

いかがでしたか?
日本で就活する場合もインターンする場合も、同じように応募~面接という流れですがアメリカではいかに自分のストーリーを相手に伝えるか・このポジションのためにどんな経験を積んできたのかが重要なポイントです!