ゆるアーツジャーナル

ジャズ/アーツマネジメント/日々感じることを綴っています。

スティーヴン・ホーキング博士

2018年3月14日、理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士が空へと旅立ちました。若くしてALSという難病と闘いながらも、宇宙の創生などの画期的な理論を発表していました。

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高校の授業では化学と生物を選択していたし物理の知識なんて全くないけど、宇宙のトピックや展示、宇宙柄の雑貨、宇宙の映像にはなんだか心を惹かれます。私の好きな歌手、矢野顕子さんも大の宇宙好きで彼女の真似をしてNASAから送られてくる映像を寝る前に見ては癒されています。

 

ただの偶然ですが、ホーキング博士が亡くなる一週間前に科学雑誌Newtonが1月に出た「素粒子のきほん」についてtwitter上でつぶやいていたのがきっかけで、知識0ながらもネットで記事を読み漁っていました。

もう一つの偶然は、原田マハさんの「旅屋おかえり」を読んでいて登場人物のなかにALSと診断された女性が出てきたことです。この難病は2014年のアイスバケツチャレンジによって世界に広まり、知名度の上がった病気ですね。

車いす生活でなおかつ筋肉が弱くなってしまう状態でありながら、50年ものあいだ探求を続けたホーキング博士はどんな人にも勇気と希望を与えてくれる存在だと感じます。私は物理の研究ができるわけでも、医療に関わる仕事をしているわけでもないけど、ひとりの人間としてこの世界が存在することに感謝をして、まだまだ解かれていない謎について興味を持ちながら常に生きていきたいなぁと思いました。

 

ホーキング博士はいまごろ宇宙を旅しながら新たな宇宙論を発見しているかもしれません。