ゆるアーツジャーナル

ジャズ/アーツマネジメント/日々感じることを綴っています。

アメリカの大学院への道のり2

今回は、出願のプロセスについてです。

 

①学校選び

アメリカでアーツマネジメントを勉強するにあたって、候補を3校までしぼりました。

それぞれの学校について、インターネットを使って調べはじめたのは入学する2年くらい前です。

学校によって学科の名前は違いますが、Masters in Arts Management やMasters in Arts Administrationなどと調べると学校のホームページを見ることができます。

 

候補の学校として私が選んだのは、下記の3校。

George Mason University - Arts Management (バージニア州)

Indiana University - Arts Administration(インディアナ州)

American University - Arts Management (ワシントンDC)

 

比較した点は、立地・プログラム内容・教授・学費。

 

立地

大学がどこにあるかにより、インターンシップの選択肢や就職先などの可能性が変わってきます。

 

プログラム内容

プログラムにより、経営・企画・ファンドレイジングなど力を入れている分野が違います。シラバスなどにも目を通し、授業で何を学ぶことが出来るのか確認することが大切です。

 

教授

学歴や職歴などを確認します。将来やりたいことを実際に経験している教授には、コネクション・ノウハウなど多方面で助けてもらうことができます。

 

学費

理系ではない限り大学院で奨学金をもらうことは難しいですが、アシスタントシップや校内での仕事をすることは可能です。それぞれの大学に問い合わせるのが一番早いです。

 

 

②キャンパス見学

私は夏休みの間に結局1校しか見学することができませんでしたが、実際に大学へ足を運ぶのがオススメです。学生の様子、クラスルームや施設など見ることができ、アポイントメントを取れば教授と直接話をすることもできます。

 

③出願

大学院の出願は、秋入学の場合12〜2月、春学期の場合9〜11月となっており、必要な書類は主に4つです。

願書

エッセイ

英語能力の証明書(TOEFLやIELTS)

英文推薦状(2〜3枚)

英語能力の証明書や推薦状は数日でパっと集まるものでもないので、最低でも出願の3ヶ月前には準備を始めたほうが良いです。

 

④面接(2月〜3月)

最近ではスカイプでの面接を採用している学校がほとんどです。

 

⑤合格通知(3月〜5月)

生徒数が多い学校では、通知がくるまで1ヶ月以上待たされる場合もあります。

 

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私の出願プロセスはこんな感じでした。

出願の準備をしている中で、自分の勉強してきたこと・経験してきたこと、さらに将来やりたいことが明確になってきたように思います。