ゆるアーツジャーナル

ジャズ/アーツマネジメント/日々感じることを綴っています。

お引っ越し

今まで2年間住んでいたお家では3人のハウスメイトとシェアをしていたのですが、一年ごとの契約も切れ、犬も飼い始めたこともありいよいよ引っ越しの時期がきました。

 

物件探し

アメリカはもちろん、日本での家の買い方も全く分からず。

知識0の私は、まずリアルターという日本でいう不動産仲介業者のオフィスを訪ねました。リアルターは、物件探しを売主との交渉をしてくれます。回りの大人が当たり前のようにやっている事なのだろうけど、知らないことが多すぎて途方に暮れていたのは事実。

 

ですが、リアルターが知り合いだったということもあり、7月の頭になんとか条件に合う物件を発見。主な条件としては、

  • ペット可能
  • 庭付き(犬が外でトイレをするため)
  • 2ベッドルーム、1バスルーム
  • 近所を気軽に散歩ができる環境

犬の大きさや犬種に制限があるところが多かった。うちの犬はギリギリ大きめの中型犬と思い込んでいたのですが、25キロ以上は大型犬の部類になるようです。そして、昨日体重を測ったら29.5キロ!!!半年前に比べて4キロ太りました。でも、ご飯もモリモリ食べて、育ちざかりの1歳半なので良しとします。

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緑が沢山ある近所を散歩中。

 

ハウスツアー/オファー

日本と同様、良さそうな物件を見つけて内見に行きます。

驚いたのは、Foreclosure(差し押さえ物件)というステータスの家について。何も知らずに見に行ったその家は、、地下室がカビだらけ。不動産ホームページの写真には写っていなかったのでビックリ。

 

Foreclosureというのは、前のオーナーが何らかの理由で住宅ローンの支払いが出来なくなり、銀行に差し押さえられてしまうことのようです。銀行が買い取ってからは、何のメンテナンスも行われないため、家の中の環境がどんどん悪くなってしまうんですね。さらにひどいケースだと、住むところを失ってしまった前のオーナーや、いたずら目的の人達が不法侵入をして家の中を荒らしたりするようです。(冷えてない冷蔵庫に食べ物を入れて腐らせたり、壁一面に穴をあけたり)

その酷い状況の家を見てから、内見に行くのはちゃんとした理由で売りに出ている家を探そうと思いました。でもそういう家は大抵安くなっているので、人によっては安く買ってリノベーションをするケースもあるそう。私の場合はそんな知識も気力も時間も無いので却下。

条件にあった物件を見つけると住宅ローンの専門家に会いに行き、正式なオファーをして契約に進みます。

 

物件調査

ここまで順調に来ていると思いきや、そうはいかないのがアメリカ。住宅ローン会社の担当の人が確認事項の重大な見落としをし+期日を守らず+バケーションに行き+その間引継ぎもされず、あっという間に一ヵ月半が経ちました。(えー!)

その期間、銀行や郵便局などとにかく沢山の場所に行っては書類を集め、本当に契約が成立するのかドキドキバタバタの日々を過ごすことに。

書類準備に追われている間にも物件調査の専門家を雇い、家のコンディションや修繕が必要な場所・それにかかる費用を調べてもらったりします。

幸いなことに、私の選んだ物件は前のオーナーにより綺麗にリノベーションが行われ、屋根も新品のものに変えてもらっていたので、大きな修理は必要なかったようです。

 

 

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新しい家で居心地の悪いマックス。

(これから一緒に住むおうちだよ~となだめられている。) 

始めの数日間は落ち着くスポットを探していました。

 

引越し完了

ひと山越えふた山越え、家の引き渡し当日。
朝8時にリアルターから電話が。地区を取り締まっているオフィスからサインが貰えてないから今日引き渡しが出来ないわ、と。
 
ここまで仕事をしない人達が存在するのかという怒りを抑え・・。
なんとかしてもらわないと困ると抗議の電話をして、その日の夕方引き渡しとなりました。
 
引越しを経てかなり沢山のことを学びました。大人になるって大変。

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