ゆるアーツジャーナル

ジャズ/アーツマネジメント/日々感じることを綴っています。

Staycation 地域活性

夏になると、飛行機やクルーズでバケーションを楽しみに行く人も多いでしょう。

長期休暇を利用して、普段はなかなか行けない場所に行くのも一つの楽しみ。

 

でも、「Staycation」というのを聞いたことはありますか?

Stay(留まる)+Cation(休暇)という二つの単語が合わさった造語で、自宅やその周辺で休暇を過ごすという意味で使われています。

日本でも最近は「グランピング」が流行っているようですが(豪華なキャンプスタイルで天候などを気にせずに設備の整った環境でキャンプを楽しむことができる)都内に住んでいる人でも、キャンプ用品を揃えたり遠出しなくても気軽にアウトドアを体験できて人気のようです。

 

Staycationは私も二年前に聞いた言葉でしたが、ここ十年くらい経済不振やガソリン代高騰などの理由で先進国で広まっているみたい。

 

実際、Staycationの良いところもあるのかなと思います。長い旅にかけるお金や時間がない時、近くにあって気になっていたけど行ったことのないレストランや美術館、降り立ったことのない駅にある歴史的建造物に行ってみるのも良いかも。そんな時代の流れに合わせて、Staycationの機会を充実させることに重点を置くお店や美術館、博物館も少なくありません。

 

友達が紹介してくれたのは、「DC Summer Passport Program」。私はお酒を一切飲まないので残念ながらご一緒できなかったけど、$25でこのパスポートを買うとDC中にある62店舗のバーでドリンク一杯の値段で二杯もらえるというお得なシステム。友達同士で買って、今まで行ったことのないバーに足を運ぶ機会にもなってとても良いと思う。

 

私はというと、ワシントンモニュメントに映し出されるプロジェクトマッピングを見に行こうと思います。

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ニール・アームストロングが月面着陸をしてから50年。それを記念して巨大ロケットが映し出されるようなのです。(かっこいい!)

「Apollo 50: Go for the Moon」と名付けられた特別なショーで、スミソニアン航空宇宙博物館主催です。50年前の感動は体験できなかったので、この迫力あるプロジェクトマッピングが楽しみ。

 

ということで、今年の夏はワシントンDCでStaycationを満喫したいと思います。