ゆるアーツジャーナル

ジャズ/アーツマネジメント/日常のことを綴っています。

私にとっての雪の結晶

季節に関してあまりこだわりはなくて、春と秋は過ごしやすい気候だから好き、夏は沖縄の思い出があるから好き、冬は雪で遊べるから好き・・という感じで年間で季節感に感情が左右することは最近はほとんどないです。

 

でも今日は珍しく、今週のお題「雪」について書いてみたいと思いました。写真は、大学時代4年間過ごしたバージニア州の小さな街で撮れた写真です。

 

自然の近くで

アメリカに来て気に入っていることは?と聞かれると、リストの一つに挙がるのは自然の中に出かけていくことが日本に居た時より圧倒的に増えたことです。これは他の国でも可能なことだし、日本に居ても森へいけばいいじゃんということになりますが、私にとっては今の自分の周りにある自然がしっくり来ています。

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最近、大雪!!と日本で騒がれることもありますが、私が日本に住んでいた時には関東に居たこともあって辺り一面銀世界というのを経験したことはありませんでした。それに、スキーやスノボへの興味もない。

しいて言うのであれば、小学生の時に親戚の集まりで訪れた山形でソリを経験したくらいです。

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暮らしの知恵

私のおばあちゃんは山形の米沢というところで生まれ育ち、たくさんの雪を見たと言います。女学校へはスキー板を付けて。

おばあちゃんの実家には七輪があったのを覚えています。受け継がれている雪堀や保存食など古くからの生活の知恵はどのくらい残っているんだろう・・と、ふと気になりました。

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お題の「雪」とは話が逸れますが、雪の結晶を見るたびに過去のある出来事を思い出します。それは雪ではなくミョウバンの結晶の話なのですが(笑)

ミョウバンと涙の結晶

その出来事は小学5年生か6年生の時に起きました。当時、イジメが流行っていた私のクラスでは、一人残らずといって良いほどイジメを経験しています。(卒業時には、みんな仲良く卒業した覚えがありますが)当然私がいじめられていた時期もあり、波乱万丈の学校生活を送っている最中のことでした。

 

ある日、理科の実験でミョウバンの結晶をつくる授業がありました。運悪く、イジメのリーダーと同じテーブルに座ることになって気まずい時間が流れることに。

結局テーブルでチームが組めなかった私は一人でもくもくと準備をしていました。しかし器用でない私は、たしか結晶が付く予定の針金をうまく付けられないでいることに。何かと問題のあるクラスだったので、先生は手一杯で全ての生徒の面倒はなかなか見れず、私だけが休み時間まで理科室に残っていました。

そこでようやく私の存在に気付いた先生が、クラスメイトに手伝ってもらいなさいと、偶然か否かいじめのリーダーと他数人を呼んできたのです。悔しさ、恥ずかしさ、悲しみ、色んな感情が押し寄せてその時に滝のような涙を流しながら手伝ってもらったのを覚えています。

 

そんなこんなで恥ずかしい思い出ですが、結晶が出来上がってみるとなんと私達のミョウバンの結晶は綺麗な形で光輝いていたのです。あまりに出来が良いと先生が言うので、私はクラスの前で発表をすることに。

その頃には私に対するいじめも他に矛先が向いたのか消えて、涙の結晶とミョウバンの結晶が残ったのでした。

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かなり話は逸れましたが、アメリカに来てからは雪が身近なものになりました。
見ていると何となく心が落ち着くような窓の外の雪を見ながら今日も修士論文を書き進めます。