ゆるアーツジャーナル

ジャズ/アーツマネジメント/日々感じることを綴っています。

林檎摘みのあとに/Tasteのこと/Schwellenangst

今日は題名を見ただけじゃ、ナニコレという感じ。

 

学校は中間テストの期間で、テキストブックを読んでは論文を書いて‥という作業を繰り返しているので、日本語でランダムなトピックを書きたくなった。

 

After Apple-Picking by Robert Frost

まず、"林檎摘みのあとに"という詩のこと。

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 写真は、5年くらい前に林檎を摘みに行ったときのもの。結構お気に入り。

Robert Frost というアメリカの詩人が書いた詩で、「林檎摘みのあとに」というのがある。高校や大学の授業以外で詩に触れるということはあまりしたことが無かったのだけど、たまたま声に出してこの詩を読んでみたら凄く綺麗だと思ったし、不思議な感覚を得られたのでした。

授業とかで扱うと、何行目の意味は〇〇だとか分析をしないといけないんだろうけど、詩を読んだ時に生まれる感情とか伝わるメッセージとかは人それぞれだと思うし、この詩で綴られている情景をイメージするだけで豊かな気持ちになれる。

 

好みは人それぞれ

続いて、「De gustibus non est disputandum」という言葉について。

ある記事でこの言葉を見つけて調べてみたのです。どうやらgustusというのが「好み」というような意味。好みは人それぞれで、他人がそれに対して論ずるべきではないと古代のローマ人が言っていたようです。数か月前に読んだフランスの社会学者、ブルデューの本では差異化についてが書かれていたけど、その人の社会的位置は慣習行動とか趣味を構造化する。この社会的位置は文化的資本と社会的資本に影響されて決まる。

たまたま見つけた言葉だったけど、古代ローマの人も言っていたくらい全ての人は違う価値観を持っているし、その事を常に意識しながら芸術の現場に携わりたいと思った。

 

最近の趣味:ドイツ語

最近、Schwellenangstという言葉を知った。

特に理由はないけど、ドイツ語の絵本を読んでいる。

この言葉は、直訳すると「入口へ入る時に感じる、不安」のようなもの。

私の理解では、こんなシチュエーションで使う↓

歴史あるオペラハウスに行くことになった。少しはおめかしして来たのだけど、入り口に着いてみると、自分だけ服装があきらかに浮いていて「あれ?みんな凄いドレスアップしてるな。どうしよう、、、」というような感情らしい。

「気遅れ」みたいな感じかな?

 

すごいランダムなことを書いたつもりだったけど、結局どれも勉強していることに通じていたような。。