ゆるアーツジャーナル

アメリカ生活5年目。ジャズ/アーツマネジメント/日常のことを綴っています。

留学すべき?旅行じゃだめ?ー目的と手段

最近、留学に興味がある・大学院へ行くか迷っている方からの質問で

留学することや、大学院まで行くメリットはなんですか?

と聞かれることがあります。

 

人によって意見は違いますが、私がどうやって進路を決めてきたかというお話を書きたいと思います。

f:id:bebopcharlie:20180219021608j:plain(写真は記事には関係ない、前に食べたお肉です)

 

メリットのとらえ方

まず、日本人が使うメリットという言葉は「得すること、利点」という意味だと解釈していますが、私は留学によって有利になったり、得をするということを期待して決めたわけではありません。(これは、どちらかというとAdvantageという英語に当たるのかなと思っています。)ちなみに、英語圏で使われているメリットという言葉には「価値、長所、美点」という意味が含まれています。

 

もちろん留学によって得るもの、留学の利点はたくさんあります。

現地の生活を体験できる・生の英語が聞ける・異なったバックグラウンドを持つ友達が増える、など挙げていけばキリがありません。

 

手段の一つとしての留学

しかし「これらの利点を得るために留学しよう!」と考えてしまうと、それ自体が大きな目的となってしまうのです。

 

英語の勉強を例にしてみると。。

目的「英語で好きな本や映画を楽しめるようになりたい、一人で海外を旅行したい」

手段「海外で英語の勉強をする、英会話スクールに通う」

という風に具体的な目的、手段がある場合はやるべきことが絞られてきます。

しかし、多くの人には海外の語学学校で英語を学んだり、英会話スクールに行くことが目的となってしまって、あまり効果が見られなかったということが起こりえます。

 

私の中で勉強・進学というのは目的ではなくて手段でした。

本場アメリカ人と同じ教育を受ける・アメリカでライブをする・アメリカのジャズの教育機関やNPO団体で働く、という目的を果たすために進学という手段を選びました。

 

そうすることによって、結果として専門分野に特化した経験をするとともに他の分野への興味も広がりました。

 

いま、留学を迷っているなら…

 なので、留学そのものにメリットがあるか気にするよりも留学によって将来自分のやりたい事が可能になるのか・可能性を広げてくれるのかを考えることをオススメします。

もしも今の時点で"留学を終えて憧れのステージへ進む自分"が頭の中で描けなければ、自分の達成したいこと(目的)をもう一度考えて、それに留学が必要な手段であるのかを考えてみましょう!

 

旅行と留学

もう一つ頻繁に聞かれることは「旅行と留学どちらがいいと思いますか?」

という質問。

こちらも、目標と手段がハッキリしていると決めやすいかなと思います。

留学をすることの価値も、旅行することの価値もいくらでも挙げることができます。

旅行は、たまに行くからこそ新鮮な気持ちにしてくれて、観光も楽しむことができます。そして、旅行へ行くためにも仕事を頑張ろうという思いにさせてくれます。

 

一人ひとりのやりたいことに合わせて、留学のプログラムも豊富でどうしても留学で学びたいことがあるという人にはとことん良い機会になるはずです(^^♪