アーツマネジメント
過去の記事 芸術と政治① 芸術と政治② 二年前くらいから芸術と政治のトピックについて学び始め、アメリカの大恐慌の時代やその後の動きについて本を読み始めていた矢先、自分の生きる時代に「COVD-19」の流行でこんなにも自分とその周りの生活が変わるとは思…
日本でどの程度報じられているのか分かりませんが、今アメリカでは人種差別への抗議運動が過激化しています。この動きについては、私自身も考え方やSNSで出回っている情報について整理をしている最中です。でも、日を追うごとに全米で色んな事件が起きて沢山…
アメリカでは、日本で感染者が発見されてから二週間ほど遅れて新型コロナウイルスの影響が出始めました。私の住む地域では、可能な限り外出禁止するよう呼びかけられています。3月20日の時点でアメリカで確認されている感染者の数は約15000人。そのうち死者…
前回は、私が芸術と政治について知りたいと思うようになった時のエピソードと、ジャズ教育の中で扱うと良いなと個人的に思う本について紹介した。今回は、ジャズというジャンルにとらわれずにアメリカ国内における「芸術」と「アーティスト」にフォーカスし…
芸術というのは私達の日常から遠く離れることもできるが、密接することもできる。人間の生活に関係のあるものだからこそ政治や社会の関心が芸術に大きく影響することもある。 私自身、ワシントンDCという政治都市に住むことでニューヨークやニューオリンズ、…
夏になると、飛行機やクルーズでバケーションを楽しみに行く人も多いでしょう。 長期休暇を利用して、普段はなかなか行けない場所に行くのも一つの楽しみ。 でも、「Staycation」というのを聞いたことはありますか? Stay(留まる)+Cation(休暇)という二つの…
今でこそ専門的に勉強をし始めた、非営利団体(NPO)のこと。 私が初めてNPOについて学びたいと思うようになった経緯を書きたいと思います。 NPOとの出会いは、アメリカとの出会いでもありました。 英語との出会い 私は2歳から高校1年生までの間、ラボ教育セ…
このお題を書いていくうちに辿りついたのは、私の未来予想図は今までもこれからもエンパワメントを中心とした生き方だろうなということ。 いまの世の中では「自分らしさ」を見つける、というのをテーマにした広告や特番をよく目にする。 就職活動でのリクル…
猫や犬、ウサギ、インコ、ハムスター、、どんな動物も大切な命。人間に幸せを与えてくれる動物たちですが、ペットとしての彼らは自分の意志で飼い主や住む場所を選べません。優しい飼い主さんのもとへ引き取られたペットは幸せな生活を送れますが、捨てられ…
Duke Ellingtonの生まれた場所 ジャズ界では、誰もが知っているであろうDuke Ellington。1899年、ワシントンDCにて生まれました。エリントンが生まれた場所や育った建物などは現在一般公開されていませんが、街にはCultural Tourism DCによるトレイルや看板…
アーツ界にアンテナを張り巡らす 人々の生活や人が住む建物にも歴史があります。 人間が生きているなかで生まれた芸術も時の経過と共に発展し、ある程度のジャンル分けがされていく。今の時代を生きる私たちは、その歴史の重なりの中に織り込まれていきます…
今年の12月2・3日にワシントンDCで「第30回セロニアス・モンク国際ジャズ・コンペティション」が開催されます。私が大学生の頃にもサックス部門のコンペティションでDC行われました。2018年は、ピアノ部門です。 世界中から注目されているこのコンペティショ…
日本の文化庁 文化庁のホームページ上で偶然知ったのだけど、ちょうど今月から組織体制が変わったよう。 教育基本法に定める生涯学習の理念の実現や、人材育成・環境整備・事業支援といった視点から、生涯にわたる学び、地域における学び、「ともに生きる学…
今日は題名を見ただけじゃ、ナニコレという感じ。 学校は中間テストの期間で、テキストブックを読んでは論文を書いて‥という作業を繰り返しているので、日本語でランダムなトピックを書きたくなった。 After Apple-Picking by Robert Frost まず、"林檎摘み…
インターン、授業、演奏の繰り返しで、気付いたら9月も後半に! 12月になるまでブログの頻度は落ちそうですが、ゆるく続けていこうと思っています。 新たなインターンを開始! 夏の間はアメリカから発信する文化政策に関わることが多く、ジャズはもちろんア…
先週から秋の授業が始まりました。 本題には関係ないけど、家族が大阪と京都へ旅行に行ってきたようです。写真が送られてきました。 中学生、高校生の頃は甲子園の野球応援に夜行バスで行き、太陽の塔の下でお弁当を食べていたのが懐かしい。 そして、台風や…
この数日間、朝5時頃のトレイルを軽く急ぎ足で歩いていると、涼しくて心地が良いです。でも、それと同時に秋特有の寂しさみたいなものを感じる。 8月だけどちょうど立秋の時期でもあり、アメリカでも日本に居るような秋の訪れを感じることができるのには感動…
数日前にジャズの評論家/歴史家であるTed Gioiaのツイッターで、バディーボールデンがかつて音楽家として住んでいた家についての記事を見つけた。 New Orleans spends $10 million per year promoting tourism as the birthplace of jazz. But city council…
スミソニアン特集①アーツマネジメントの世界で働くプロたち スミソニアン特集②どんな仕事をしてるの? スミソニアン特集③どんな展示物が見られるの? スミソニアン特集④博物館の楽器倉庫は宝の山?! スミソニアン特集⑤オーディオツアー スミソニアン特集⑥私…
アーティストと言われる人々の生き方は、時代の流れと共に変わってきている。 www.theatlantic.com アーティストの起源 この記事で筆者のWilliam Deresiewiczは、発展し続けるクリエイティブ産業と、その中で生きる「アーティスト」という言葉の意味が、21世…
スミソニアン特集①アーツマネジメントの世界で働くプロたち スミソニアン特集②どんな仕事をしてるの? スミソニアン特集③どんな展示物が見られるの? スミソニアン特集④博物館の楽器倉庫は宝の山?! -----------------------------------------------------…
フォレストガンプ(邦題:一期一会)という映画が大好きです。(トムハンクスが好き)先日、見たのが5回目でした。好きなシーンはたくさんあるのですが、なかでも主人公がベンチに座って名言を言うところが特に良い。 「ママがよく言ってたけど、人生はチョ…
スミソニアン特集①アーツマネジメントの世界で働くプロたち スミソニアン特集②どんな仕事をしてるの? スミソニアン特集③どんな展示物が見れるの? スミソニアン特集④博物館の楽器倉庫は宝の山?! -------------------------------------------------------…
スミソニアン特集①アーツマネジメントの世界で働くプロたち スミソニアン特集②どんな仕事をしてるの? スミソニアン特集③どんな展示物が見られるの? スミソニアン特集④博物館の楽器倉庫は宝の山?! -----------------------------------------------------…
大好きなスミソニアンで働く機会をもらって、思うこと感じたこと…博物館への来場者としてだけではなく、働く側の視線でブログを書いています。トピックは増えていく予定です★スミソニアン特集①アーツマネジメントの世界で働くプロたち スミソニアン特集②どん…
なななんと、4月の頭に書こうと思っていた3月のまとめを書きそびれていました・・3月は授業やバンドのリハーサルなど共に忙しくなったため、仕事のペースを少し緩めながら勉強の方に集中していました。 アーツマネジメントまず、一番大変だったなと思う授業…
アメリカでは3月12日・13日は「Arts Advocacy Day」でした。12日はワシントンDC ケネディーセンターにArtsの世界を引っ張る関係者がこぞって集まりAmericans for the Arts主宰の"The 31th Annual Nancy Hanks Lecture on Arts and Public Policy"が行われま…
私とアーツマネジメント ブログに書きたいことが日に日に溜まり、下書き状態で次の日を迎えるというのが続いています。基本的に自分が気になったことを書くのを目的としていますが、アメリカの大学院でアーツマネジメントを学んでいるからこそ発信できること…
2月も終わったので振り返ってみたいと思います。 大学院生活2学期目に突入したということもあり、生活ペースも落ち着いて予定を立ててしっかりやることをこなせた月だと思います。 アーツマネジメント 日々、芸術の世界で何が起きているのかをチェックする…
先日ワシントンポストに書かれた記事で、これを見つけました。 www.washingtonpost.com 秋学期に、直接インタビューをさせてもらったり資料をかき集めて書き上げたケーススタディーにも関連することなのですが、ワシントンDCのジャズもかつての盛り上がりを…